マインクラフトにおいて、鉱物資源はとても重要です。
しかし、ダイヤモンドなどの貴重な鉱物は、適当に採掘を行っていれば入手できるというものではありません。
この記事では、時間を無駄にしなくてすむ、最も効率良くダイヤモンドや金鉱石などを入手できる採掘方法である、「ブランチマイニング」という方法に付いて解説していきます。
ブランチマイニングとは
ブランチマイニングの「ブランチ」は「木の枝」のことで、「マイニング」は「採掘」のことです。つまり、「木の枝のように広がって採掘する」効率の良い採掘方法ということです。
マイクラにおいて、ダイヤモンドやエメラルドなどは出現するエリアが決まっています。
そのエリアに対して採掘漏れを最小限にしつつ素早く大量に入手するには、ブランチマイニングが最も効率が良いとされています。
ブランチマイニングにも様々な形があり、はしご型や四角型などが主流です。
ブランチマイニングの基本情報
マイクラにおいて、希少な鉱石がよく出現する座標が決まっています。
ブロック名 | 頻出座標 |
---|---|
ダイヤモンド | Y=5~12 |
金鉱石 | Y=5~19 |
エメラルド | Y=5~12 |
ラピスラズリ | Y=4~16 |
レッドストーン | Y=5~29 |
溶岩 | Y=~10 |
上の表のように、希少な鉱物の頻出座標の高さ(Y座標)を把握し、その高さで採掘を行うというのがブランチマイニングの基本です。
溶岩がY座標で10以下に出現しやすいため、マグマに飲まれて全ロストするリスクを下げるため、ブランチマイニングはY=11の高さで行うようにしましょう。

必要なアイテムは以下の通りです。
- 鉄つるはし
- たいまつ(視界確保と湧き潰し)
- チェスト(必要アイテムや採掘した鉱石を収納)
- 作業台(アイテムの作成を行う)
- かまど(鉱石を精錬)
- 食料(空腹値回復)
- ベッド(リスポーン地点設定用)
- シルクタッチ付きダイヤつるはし(鉱石のまま取って置く時に使用)
- 幸運付きダイヤつるはし(ダイヤやエメラルドの採掘用)
- シャベル(土と砂利用)
- 看板(迷子防止)
- 水入りバケツ(溶岩対処用)
- 階段(掘り下げた部分の移動を快適にする)
基本的には、鉄つるはしとたいまつがあればブランチマイニングを行うことが出来ます。
ダイヤやエメラルドの採掘の際には「幸運」のエンチャント付きつるはしを使用し、入手量を増やしましょう。
ブランチマイニングの方法



ブランチマイニングの方法を解説していきます。
下準備
- 座標表示設定
- 必要アイテムの準備
まずは、座標が表示されるように設定を行いましょう。
PS4などの統合版(BE)の場合は、ワールドの選択画面からワールドの設定に入り、「座標を表示」の項目をONにしてください。


画面の左上に、プレイヤーの現在地が座標で表示されます。Y座標が高度なので覚えておきましょう。



地図でも座標を確認ができます。



設定で表示させたほうが確認しやすいのでおすすめ。
次に、ブランチマイニングに最低限必要なアイテムを用意しておきましょう。
鉄のつるはしとたいまつがあれば、最低限のブランチマイニングを行うことが可能です。
大量のつるはしとたいまつを用意しましょう。
作業台やチェスト、木の棒、かまどを用意しておくと、地下で道具を作り出すことが出来るため、作業が楽になります。
Y=11の高さまで掘り下げる
まずは、希少な鉱物が入手しやすい座標まで掘り下げていく必要があります。
Y=11の高さまで地下に掘り進めましょう


基本的には、斜め下方向に向かって階段状に掘り下げていきましょう。
掘り下げる通路は高さ4ブロックほどにしておくと、地上に向かう際に頭をぶつけて引っかかるストレスが無くなります。


階段やレールを設置すると、移動速度が上昇しますし、ジャンプして登ることで無駄に満腹値を消費することもありません。
たいまつで湧き潰しもしっかりしておきましょう。
拠点を作成
ブランチマイニングは、長い時間地下にこもることになるうえに、必要な道具や採掘したアイテムが大量にあるため、チェストや作業台が必要になります。


また、採掘した鉱物を精錬するために、かまどがあると良いでしょう。
プレイヤーと距離が離れすぎると勝手にかまどの精錬が止まってしまうので、採掘と並行で精錬したい場合は、地下にかまどを設置しましょう。
ベッドがあると、事故によってゲームオーバーになった際にも、すぐ近くでリスポーンしてアイテムの回収に向かいやすいです。
ブランチマイニング
ブランチマイニングの掘り方はたくさん種類があります。



今回は、個人的にオススメの方法を紹介します。
はしご型
メインの縦道を2つ作り、横道を2か3ブロックごとに作っていく方法です。
横道に関しては、2ブロックごとよりは3ブロックごとに横道を作るほうが効率が良いです。
ブランチマイニング後の地下を整地して巨大空間にする場合は、下の図のように2ブロックごとに横道を作って良いと思います。


うずまき型
渦巻きのような坑道を作っていく方法です。
迷うことはありませんが、拠点から奥の坑道に行くまでに時間が掛かってしまうという欠点と、イメージして掘り進めて行くのが難しいという欠点があります。


採掘の方法
掘っていく高さは2マス分あれば、プレイヤーが通ることが出来る通路になります。


3マス分掘れば、ラピスラズリの採掘量が多少増加しますが、効率が下がってしまいます。
左上に表示されている座標を参考に、どのようにマイニングしていくかイメージして掘り進めて行けば、希少な鉱物たちに出会えるはずです!


マインクラフトでプログラミング! 親子の入門動画 (最新)|win対応|ダウンロード版
採掘中の注意点
マグマダイブ
基本的に溶岩が頻出する座標はY座標10以下となっていますが、まれに流れている溶岩などを掘り当ててしまったり、足元が溶岩溜まりになっていることもあります。


溶岩が近くなると、「ぽこっ」という音が聞こえてきたりするので、耳を澄ませておきましょう。
あまり掘っているブロックに近づきすぎず、距離をとって採掘をすると、マグマダイブしてしまうリスクを下げることが出来ます。
また、下に希少な鉱物を発見しても、直下掘り(真下を掘ること)は厳禁です。
鉄ピッケルかダイヤピッケルで採掘しよう
レッドストーンやラピスラズリも、採掘するには鉄ピッケルが必要となります。
石のピッケルで採掘すると、破壊されて入手が出来なくなってしまうので注意しましょう。
たとえ、始めたばかりで鉄不足だったとしても、希少鉱物には鉄ピッケルかダイヤピッケルで採掘するようにしてください。
洞窟に当たったら
採掘中に、地下の洞窟などのエリアに当たってしまうことがあります。


湧き潰しがされていないため、Mobが湧き放題となっていて大変危険なエリアです。
たいまつによって湧き潰しをしながら探索しましょう。
また、不用意に洞窟内に入ると迷子になりやすいので、看板などで帰り道の目印を作りながら探索してください。
おすすめエンチャント
効率よく採掘を行うために、つるはしにエンチャントするのがおすすめです。
- 幸運
- シルクタッチ
- 修繕
- 効率
- 耐久力
幸運
特定のブロックを破壊した時にドロップするアイテム数が増加します。
幸運のエンチャントを付与した道具には、シルクタッチのエンチャントを付与することが出来ない仕様となっています。
幸運は幸運Ⅰ~幸運Ⅲまでレベルがあるので、出来るだけ高いレベルのエンチャントを付与したピッケルを用意しましょう。
シルクタッチ
通常では回収できないブロックが回収できるようになります。
ダイヤモンドやエメラルドなど、鉱石の状態で採掘することが出来ないブロックに対して使用しましょう。
シルクタッチを付与した道具には、幸運のエンチャントを付与することが出来ない仕様となっています。
修繕
経験値オーブを入手すると、自動で付与している道具の耐久値を回復します。
耐久値全損で失いたくない道具に付与するのがオススメです。しかし、金床でしかエンチャント出来ないので、エンチャント本や修繕が付与された道具が必要となります。
効率強化
エンチャントを付与された道具の作業効率が上昇します。
つるはしに付与すると採掘速度が向上するため、ブランチマイニングにおすすめのエンチャントです。
効率強化は、Ⅰ~Ⅴまでレベルがあるので、なるべく高いレベルのエンチャントを付与したつるはしがあると便利です。
耐久力
道具を使用した際に耐久値が減る確率を下げることができます。
耐久値が減る速度が下がる効果があると考えてしまっても良いでしょう。耐久値が長持ちすれば、つるはしを多く持つ必要がなくなるので便利です。
耐久力は、Ⅰ~Ⅲまでレベルがあるので、なるべく高いレベルのエンチャントを付与したつるはしがあると便利です。



鉱物資源が大量に必要なのでブランチマイニングは必須です!
鉄が大量に必要な場合は、アイアンゴーレムトラップを作成しましょう。鉄インゴットを自動回収することが出来ます。



ゴーレムトラップの作成方法は、別記事で紹介します。

